当院の衛生士セミナー参加

10月23日、当院の歯科衛生士2名が
大阪市福島区にあるライオン大阪予防ステーションで開催された
「超音波スケーリングセミナー使いこなしコース」に参加してきました。

参加したのは、すでに当院では長い間、患者さんの定期的管理を担当している
経験豊富な2名ですが、さらなるスキルアップの為の研修です。

このセミナーは
「患者さんが快適に歯石除去を受けるとともに、術者も楽な姿勢で対応する。
そんな『お互いにとって心地よいスケーリング』をめざしす」が趣旨で、
朝10時から夕方5時までの長時間セミナーだったのですが、

Y衛生士は、
「患者さんの苦痛や負担を少しでも軽減する事が出来るように、
バキューム位置、スケーラーチップの当て方、動かし方等、
細かく丁寧に指導して頂きました。これからのクリーニングに
学んできた事をプラスして患者さんに喜んでいただけるように
頑張りたいです」とコメントしています。

N衛生士からは、
「毎回の歯のクリーニングに欠かせない超音波スケーラーですが、
今回のようにマンツーマンで臨床実習をしてもらうと、
自分の欠点を細かく指導してもらえ、改めて自分のポジショニングや
術式を見直せる経験ができたと思います」とコメントがありました。

このようなセミナーに参加する事で、
院内では気づきにくいマイナス要因がチェックでき改善できるいい機会となります。

今後も、当院ではスタッフ全員がスキルアップして、定期的に来院される患者さんの
健康寿命延伸のお手伝いをしていきたいと考えます。

歯科口腔保健情報交換会に参加

11月27日、桜井保健所にて
「歯科口腔保健情報交換会」が開催されたので参加しました。

NPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良の副代表である
正田晨夫先生から貴重講演と2事例の情報提供があり、
介護施設のケアマネや看護師、歯科医師、歯科衛生士、保健行政の方など
60名程の出席のもと、8グループでグループワークが実施されました。

今回のグループワークはワールドカフェ方式でされ、
私(院長)も1班のホスト役となってしまいました。
多職種の方から多くの意見発言があり、貴重な意見交換ができました。
ホストである私は最後に班グループの発表役があるのですが、
いただいた多くの意見を充分に発表出来なかったかな、と少し反省しております。

今回は、口腔ケアをオーラルマネージメントと表現されてました。
まさしく、現場ではケアだけでなくマネージメントという文言が当てはまります。
介護における口腔ケアの重要性は徐々に浸透し、実際その必要性は増しております。
さらなる介護関係者や医師、看護師など多職種の理解と拡がりが必要と痛感しています。

 

在宅訪問医療の研修

院長が理事をしている
NPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良が開催した
「在宅訪問医療講習会〜在宅医療の限界とそれを変える連携とは」
(講 師河田安浩先生:ちゅうわ往診クリニック院長)
に企画参加し、在宅医療の現状また今後進められる地域包括ケアシステムについて
研修しました。

 

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歯科特殊健康診断

8月21日、某事業所の歯科特殊健康診断に行ってきました。

「特殊健康診断」って何? って方が多いのではないでしょうか。

どんな企業にも、働く人にとって少なからず有害な要因はあります。
製造業なら、取扱物質による危険性、設備や作業からの騒音、環境による影響などありますし、
事務系でもパソコン業務によるVDT関連疾患や騒音、過労働などがあります。

そのなかで、発がん性物質、粉じん、有機溶剤などについては、
雇入れ時・配置転換時・6ヶ月以内毎に義務づけられているのが特殊健康診断で、
法令で決められています(安衛法第66条)

今回は、歯科特殊健康診断でしたが、
この事業所は硝酸などを取り扱っているため、6ヶ月ごとに健康診断を実施されています。

実は、奈良県はじめ国内でも多くの事業所が対象となってくるはずなのですが、
今回のように法律に基づいて自主的に実施されている事業所は少ないのが実情です。

健康診断では、歯の表面、特に前歯が酸で溶解していないのかをチェックします。
勿論、作業場の環境や作業手順、作業主任者の有無などもチェックして、
防止等のアドバイスもします。

防災の奉仕活動に参加

7月26日(土)は臨時休診して
所属している奉仕団体で開催した親子を対象とした
「防災の学習活動」に参加しました

↓ 防災ヘリコプターも登場
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↓ 地震体験車
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↓ 災害後方支援車
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↓ 災害後方支援車の車内(宿泊できるようになっています)
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摂食・嚥下講習会に参加

7月24日、奈良県福祉総合センターで開催された
「摂食・嚥下講習会」(講師:言語聴覚士会長松下真一郎先生)
に3名参加しました。

摂食や嚥下障害は、けっして高齢者だけではないのですが、
これから益々そういう方が増えてきます。
この分野は、歯科医師・医師もまだまだ十分対応できない領域ですし、コ・メディカル、コ・デンタルも含めてしっかりと研修していく必要があります。

当院としても、今後は講習会への積極的な参加、そして研修の必要性を痛感します。

 

 

研修会に参加

7月12日(土)は臨時休診して、7月12日〜13日と幕張で開催された
「第38回日本労働衛生研究協議会」に参加してきました。

この協議会は、労働衛生についての国家資格である労働衛生コンサルタントの歯科医師の集まりで、
多様化する労働衛生問題に関する研鑽をしてきました。

(下の写真は、奈良県からの参加者です)

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▼1日目:7月12日(土)
15:00~16:00     座長 松山知明先生
講演:作業環境測定結果報告書の見方
―測定機関から見た管理区部の現状―
ちば県民保健予防財団 事務局調整監兼調査研究部長 磯部清房様

16:15~17:45
講演:講演「現場に届ける労働衛生哲学と実践力練磨
目配り・気配りの足跡」
医学博士 労働衛生コンサルタント  大道 正義先生
18:00~18:30
講演:最近の労働行政について
千葉県労働局労働基準部健康安全課長  但馬 明雄 様

▼2日目:7月13日(日)
9:30~10:15      座長 松山知明先生
講演:職場のパワーハラスメント
シニア産業カウンセラー      内藤恵子様

10:30~12:10
会員発表(発表20分・質疑5分)
1)労働安全衛生診断事例報告             藤本和久先生
2)労働衛生コンサルタントによる産業歯科医の育成事例 金山敏治先生
3)奈良県の会員の活動の現状             吉田精司先生
4)「コンサルタントとしての活動内容」のアンケート結果報告
松山知明先生、 山口達雄先生