理事をしているNPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良の事業で、
令和2年9月17日、正田副代表と共に奈良市神殿町にある障がい児支援事業所で、
4名の方の歯科健診、清掃指導を実施してきました。
翌週の9月24日は、同じく正田副代表と奈良市三碓町の心身障害児施設で、
9名の方の歯科健診および口腔清掃指導を実施してきました。
平成29年6月11日(日)、院長が理事を務めるNPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良の
平成29年度総会および学術講演会が、奈良県社会福祉総合センター6階の大ホールにて開催されました。
講演会は2部構成で、
第1部が「今もう一度認知症を理解する」で講師として第一人者の秋津鴻池病院理事長の平井基陽先生でした。
第2部は「私たちができること」をテーマに座長に天理市立メディカルセンター長の松村雅彦先生、
シンポジストとして、介護施設理事長、ケアマネージャー、訪問看護師、施設長&歯科医師の4名でした。
参加者は、保健所の行政職の方、医師・歯科医師はじめ医科歯科関係者、介護関係職など
多職種100名を越して、今後増加する認知症に対する非常に素晴らしい講演会でした。
2016年10月16日(日)、朝10時から
奈良歯科先端技術研究会の講演会に参加してきました。
東京都の藤関雅嗣先生による「パーシャルデンチャーに強くなろう」
(パーシャルデンチャーの基礎からインプラントオーバーデンチャー、
そしてSMOPガイドサージェリーまで)のお話でした。
局部床義歯(部分入れ歯)は、
開業歯科医院において接しない日がないほど頻度の多い診療行為の一つです。
欠損(歯が抜けている)部位が同じでも、人それぞれによって設計も変わり、
また同じ人でも経年により設計も変わるなど様々な要素と形態で
その差が出るのが局部床義歯です。
1本の欠損から全てに欠損の総義歯まで対応出来ることで、
食事をする咀嚼には欠かせない歯科治療とも言えます。
現在の保険診療では、義歯は一旦作成すれば
6ヶ月は再製ができないなどの制約があり、
最初にしっかりと設計をして印象(歯型をとる)しなければなりません。
そして、患者さんへの十分な説明・指導のもと、
口の中で最適な装着ができる義歯の作成に努める必要があります。
あらためて局部床義歯の基礎から研修できる機会となった一日でした。
2016年10月13日(木)、
野迫川村歯科診療所の管理者&院長が村の歯科保健活動と重なったため、
7月28日に続いて2ヶ月半ぶりに代診として訪れました。
橿原の当院を朝7時20分に出発して五條経由で9時5分に到着しました。
前回は同じ時間に発ち、8時50分頃に着いたのですが、
今回は葛城山、金剛山の脇の山麓線、五條の田園を経由したためか、
国道24号線よりは15分ほど多くかかってしまいました。
来院されたのはお一人で、
正午前に野迫川村国保診療所を出発して帰路に着きました。
往復3時間を要しますが、
へき地の歯科医療の一翼を担っている充実感を感じる日でした。
平成28年7月17日〜18日にかけて、
第40回日本労働衛生研究協議会総会・学術大会に参加しました。
会場は昭和大学大学病院入院棟医学部臨床講堂であり、
最寄液は東急池上線旗の台駅ですが、この路線をはじめて知りました。
学術大会は、下記に記載した通りですが、
1日目の村松先生の受動喫煙の講演は、
この9月京都で開催する第26回日本産業衛生学会全国協議会で、
歯科保健部会として私が担当するシンポジウムにも大いに参考となりました。
そして、スリーエムジャパン株式会社の片岡先生の呼吸保護具のお話は、
労働衛生コンサルタントとして、また特化物、酸欠等の作業主任者講師としても
非常に有意義な内容となりました。
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1日目(平成28年7月17日・日曜日)
講演1 喫煙・受動喫煙による健康障害
-求められる屋内禁煙化-
(公社)東京都医師会タバコ対策委員会 委員長
東京慈恵医科大学非常勤講師 中央内科クリニック 院長 村松弘康
講演2 呼吸保護に向けてマスクフィットの重要性
-マスク等PPE着用時の盲点-
スリーエムジャパン株式会社 安全衛生事業部 学術部
浜松医科大学医学部非常勤講師 片岡克己
2日目(平成28年7月18日・月曜日・祝日)
講演3 歯科医院経営・管理のイノベーション
-増患・増点・増収をもたらすスタッフ活用術-
日本歯科医師連盟会長 東京都歯科医師連盟会長 井荻歯科医院 院長
日本歯科大学生命歯学部客員教授 高橋英登
会員発表
1)KYTコーディネーター
山口達雄
2)労働衛生コンサルタント受験対策として行った関東地区における工場視察会の報告
渡邉洋二
3)たかが歯科特殊健診 されど歯科特殊健診
戒田敏之
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院長が理事を務めているNPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良の
2016年度学術講演会が通常総会のあと開催されました。
平成28年7月10日(日)、橿原市商工経済会館7階中ホールで
産業医科大学リハビリテーション医学講座の高畠英昭先生による
テーマ「嚥下障害 脳卒中患者に”食べる喜びを”ある脳外科医の挑戦」
でのお話でした。
脳卒中で搬送されてくる急性期の患者さんに早期に口腔ケアを実施することで、
”食べる”という日常生活が早期に回復でき、その後のリハビリにも大きな成果につながった
多数の症例報告を動画などでわかりやすく紹介されました。
これまで「入院中の口腔ケア」といえば、講師そして受講者に歯科関係者が多く、
歯科から医科へのアピール的要素が多く感じられましたが、
今回は参加者に医師や看護師など医科関係者が多く、
また急性期病院の脳外科医が口腔ケアの重要性を強く示されているのに、
歯科医師として非常に感銘を受けました。