脳外科医からの口腔ケアの講演会

院長が理事を務めているNPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良の
2016年度学術講演会が通常総会のあと開催されました。

平成28年7月10日(日)、橿原市商工経済会館7階中ホールで
産業医科大学リハビリテーション医学講座の高畠英昭先生による
テーマ「嚥下障害 脳卒中患者に”食べる喜びを”ある脳外科医の挑戦」
でのお話でした。

脳卒中で搬送されてくる急性期の患者さんに早期に口腔ケアを実施することで、
”食べる”という日常生活が早期に回復でき、その後のリハビリにも大きな成果につながった
多数の症例報告を動画などでわかりやすく紹介されました。

これまで「入院中の口腔ケア」といえば、講師そして受講者に歯科関係者が多く、
歯科から医科へのアピール的要素が多く感じられましたが、
今回は参加者に医師や看護師など医科関係者が多く、
また急性期病院の脳外科医が口腔ケアの重要性を強く示されているのに、
歯科医師として非常に感銘を受けました。

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