平成28年6月21日、当院の院内において
グラクソ・スミス・クライン(株)によるセミナーが開催されました。
テーマは「知覚過敏症」と「口腔乾燥症」についてでした。
当院の歯科医衛生士3名が昼休もを利用して受講しました。
このような形の勉強会は初めてでした。
10月23日、当院の歯科衛生士2名が
大阪市福島区にあるライオン大阪予防ステーションで開催された
「超音波スケーリングセミナー使いこなしコース」に参加してきました。
参加したのは、すでに当院では長い間、患者さんの定期的管理を担当している
経験豊富な2名ですが、さらなるスキルアップの為の研修です。
このセミナーは
「患者さんが快適に歯石除去を受けるとともに、術者も楽な姿勢で対応する。
そんな『お互いにとって心地よいスケーリング』をめざしす」が趣旨で、
朝10時から夕方5時までの長時間セミナーだったのですが、
Y衛生士は、
「患者さんの苦痛や負担を少しでも軽減する事が出来るように、
バキューム位置、スケーラーチップの当て方、動かし方等、
細かく丁寧に指導して頂きました。これからのクリーニングに
学んできた事をプラスして患者さんに喜んでいただけるように
頑張りたいです」とコメントしています。
N衛生士からは、
「毎回の歯のクリーニングに欠かせない超音波スケーラーですが、
今回のようにマンツーマンで臨床実習をしてもらうと、
自分の欠点を細かく指導してもらえ、改めて自分のポジショニングや
術式を見直せる経験ができたと思います」とコメントがありました。
このようなセミナーに参加する事で、
院内では気づきにくいマイナス要因がチェックでき改善できるいい機会となります。
今後も、当院ではスタッフ全員がスキルアップして、定期的に来院される患者さんの
健康寿命延伸のお手伝いをしていきたいと考えます。
11月27日、桜井保健所にて
「歯科口腔保健情報交換会」が開催されたので参加しました。
NPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良の副代表である
正田晨夫先生から貴重講演と2事例の情報提供があり、
介護施設のケアマネや看護師、歯科医師、歯科衛生士、保健行政の方など
60名程の出席のもと、8グループでグループワークが実施されました。
今回のグループワークはワールドカフェ方式でされ、
私(院長)も1班のホスト役となってしまいました。
多職種の方から多くの意見発言があり、貴重な意見交換ができました。
ホストである私は最後に班グループの発表役があるのですが、
いただいた多くの意見を充分に発表出来なかったかな、と少し反省しております。
今回は、口腔ケアをオーラルマネージメントと表現されてました。
まさしく、現場ではケアだけでなくマネージメントという文言が当てはまります。
介護における口腔ケアの重要性は徐々に浸透し、実際その必要性は増しております。
さらなる介護関係者や医師、看護師など多職種の理解と拡がりが必要と痛感しています。
7月24日、奈良県福祉総合センターで開催された
「摂食・嚥下講習会」(講師:言語聴覚士会長松下真一郎先生)
に3名参加しました。
摂食や嚥下障害は、けっして高齢者だけではないのですが、
これから益々そういう方が増えてきます。
この分野は、歯科医師・医師もまだまだ十分対応できない領域ですし、コ・メディカル、コ・デンタルも含めてしっかりと研修していく必要があります。
当院としても、今後は講習会への積極的な参加、そして研修の必要性を痛感します。
7月12日(土)は臨時休診して、7月12日〜13日と幕張で開催された
「第38回日本労働衛生研究協議会」に参加してきました。
この協議会は、労働衛生についての国家資格である労働衛生コンサルタントの歯科医師の集まりで、
多様化する労働衛生問題に関する研鑽をしてきました。
(下の写真は、奈良県からの参加者です)
▼1日目:7月12日(土)
15:00~16:00 座長 松山知明先生
講演:作業環境測定結果報告書の見方
―測定機関から見た管理区部の現状―
ちば県民保健予防財団 事務局調整監兼調査研究部長 磯部清房様
16:15~17:45
講演:講演「現場に届ける労働衛生哲学と実践力練磨
目配り・気配りの足跡」
医学博士 労働衛生コンサルタント 大道 正義先生
18:00~18:30
講演:最近の労働行政について
千葉県労働局労働基準部健康安全課長 但馬 明雄 様
▼2日目:7月13日(日)
9:30~10:15 座長 松山知明先生
講演:職場のパワーハラスメント
シニア産業カウンセラー 内藤恵子様
10:30~12:10
会員発表(発表20分・質疑5分)
1)労働安全衛生診断事例報告 藤本和久先生
2)労働衛生コンサルタントによる産業歯科医の育成事例 金山敏治先生
3)奈良県の会員の活動の現状 吉田精司先生
4)「コンサルタントとしての活動内容」のアンケート結果報告
松山知明先生、 山口達雄先生
田中歯科医院:院長
「今、日本に求められるダイバーシティ・マネジメント -活力ある職場と社会を目指して-」
馬越恵美子(桜美林大学経済経営系)
「健康の社会的決定要因から考えるダイバーシティ・マネジメントストラテジー」
相田 潤(東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健分野)
「 高齢者の口腔機能と全身の運動機能との関連:栄養摂取の介在について」
池邉 一典(大阪大学 歯学部附属病院 咀嚼補綴科 講師)
「ダイバーシティ・マネジメントを支援する産業看護活動」
栗岡 住子(大阪市立大学大学院 経営学研究科 特任教授)
「歯周病原細菌に対する血漿 IgG 抗体価検査」:工藤値英子(岡山大学)
「審美と美容」 竹内 倫子(岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 予防歯科学分野 助教)
「妊産婦対象の保健事業について」 河本 幸子(岡山市保健所 保健課 医療副専門監)
「更年期における女性のお口の健康」 尾崎 哲則(日本大学 歯学部 医療人間科学分野 教授)
平成24年度奈良県公衆衛生学会で、
当院の来院患者さんより頂いたアンケート結果を発表しました
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