平成28年6月21日、当院の院内において
グラクソ・スミス・クライン(株)によるセミナーが開催されました。
テーマは「知覚過敏症」と「口腔乾燥症」についてでした。
当院の歯科医衛生士3名が昼休もを利用して受講しました。
このような形の勉強会は初めてでした。
第88回日本産業衛生学会が
5月13日〜16日までグランフロント大阪で開催されました。
15日は、
シンポジウム7「メタボとペリオ対策ー健康増進への第一歩」の
座長をつとめ4名のシンポジストの方々からご講演をいただき、
無事終了することができました。
企業の産業医、産業看護職、歯科医師、歯科衛生士など
職域に関わる方々の280名余の参加を得ることができ、
歯や口腔の健康管理の重要性を訴えることができました。
16日は、
産業歯科保健フォーラム「職場のニオイを探求する」が開催されました。
産業医を含む50名ほどの参加があり、
職域での「ニオイ」についての関心の高さを感じました。
“ニオイ”は数値などでは分かりにくく、感受性にも個人差があり、
問題として捉えられにくい面があります。
ニオイについて3つの分野の専門家よりお話いただき、
その問題点やその対策などについて研修していただきました。
10月23日、当院の歯科衛生士2名が
大阪市福島区にあるライオン大阪予防ステーションで開催された
「超音波スケーリングセミナー使いこなしコース」に参加してきました。
参加したのは、すでに当院では長い間、患者さんの定期的管理を担当している
経験豊富な2名ですが、さらなるスキルアップの為の研修です。
このセミナーは
「患者さんが快適に歯石除去を受けるとともに、術者も楽な姿勢で対応する。
そんな『お互いにとって心地よいスケーリング』をめざしす」が趣旨で、
朝10時から夕方5時までの長時間セミナーだったのですが、
Y衛生士は、
「患者さんの苦痛や負担を少しでも軽減する事が出来るように、
バキューム位置、スケーラーチップの当て方、動かし方等、
細かく丁寧に指導して頂きました。これからのクリーニングに
学んできた事をプラスして患者さんに喜んでいただけるように
頑張りたいです」とコメントしています。
N衛生士からは、
「毎回の歯のクリーニングに欠かせない超音波スケーラーですが、
今回のようにマンツーマンで臨床実習をしてもらうと、
自分の欠点を細かく指導してもらえ、改めて自分のポジショニングや
術式を見直せる経験ができたと思います」とコメントがありました。
このようなセミナーに参加する事で、
院内では気づきにくいマイナス要因がチェックでき改善できるいい機会となります。
今後も、当院ではスタッフ全員がスキルアップして、定期的に来院される患者さんの
健康寿命延伸のお手伝いをしていきたいと考えます。
11月27日、桜井保健所にて
「歯科口腔保健情報交換会」が開催されたので参加しました。
NPO法人オーラルヘルスプロモーションクラブ奈良の副代表である
正田晨夫先生から貴重講演と2事例の情報提供があり、
介護施設のケアマネや看護師、歯科医師、歯科衛生士、保健行政の方など
60名程の出席のもと、8グループでグループワークが実施されました。
今回のグループワークはワールドカフェ方式でされ、
私(院長)も1班のホスト役となってしまいました。
多職種の方から多くの意見発言があり、貴重な意見交換ができました。
ホストである私は最後に班グループの発表役があるのですが、
いただいた多くの意見を充分に発表出来なかったかな、と少し反省しております。
今回は、口腔ケアをオーラルマネージメントと表現されてました。
まさしく、現場ではケアだけでなくマネージメントという文言が当てはまります。
介護における口腔ケアの重要性は徐々に浸透し、実際その必要性は増しております。
さらなる介護関係者や医師、看護師など多職種の理解と拡がりが必要と痛感しています。
7月24日、奈良県福祉総合センターで開催された
「摂食・嚥下講習会」(講師:言語聴覚士会長松下真一郎先生)
に3名参加しました。
摂食や嚥下障害は、けっして高齢者だけではないのですが、
これから益々そういう方が増えてきます。
この分野は、歯科医師・医師もまだまだ十分対応できない領域ですし、コ・メディカル、コ・デンタルも含めてしっかりと研修していく必要があります。
当院としても、今後は講習会への積極的な参加、そして研修の必要性を痛感します。
5月に設立してNPO法人Oral Health Promotion Club in NARAが、
7月6日に設立記念講演会を開催します。
現在、その準備で忙しくしています。
詳しくは下記をクリックしてサイトをご覧下さい。